2016年06月29日

個人携行救急品

個人携行救急品

陸上自衛隊で数年前から配備された個人携行救急品(の収納袋)のレプリカのレビューです。

正確には「収納袋,個人携行救急品」ですが、これはこれまでの救急品袋(圧縮包帯が1つ入る)に代わって配備されているもので、一般の隊員が自ら又は他の隊員の応急処置に使用するための機材が収納されています。中には「止血帯,四肢用」(いわゆるCAT)と「救急包帯,伸縮式」(イスラエル製の包帯)が収納されています。
通常はこれら2点を収納しますが、有事や海外派遣時にはこれらに加えて「ガーゼ、止血用」、「はさみ」、「人工呼吸シート」、「チェストシール」を追加することになっています。参考



個人携行救急品

説明が長くなりましたが、さっそくレビューを。
購入したのはJME製のもの。見た目は若干大きいかな?要調査ですが、雰囲気は似ています。色合いはちょっと暗め。MOLLなどのテープ類の色は実物は黄色っぽい独特の色ですが、こちらは濃い緑。この辺の再現がしっかりしている製品はなかなかないです。


個人携行救急品

結構重要なポイントがファスナー。衛生機材を入れる関係で実物はYKKのアクアガード相当の止水ファスナー(黒)が使われています。これも止水ファスナー仕様ですが、黒ではなくOD。ちょっと残念。というよりODの止水ファスナーがあるんですね。
実物はファスナーのスライダーに直接紐の持ち手が結ばれていますが、こちらは一般的な金属持ち手に紐をつけたもの。この辺は容易に改造できるので良しとしましょう。


個人携行救急品

裏面は、全体の雰囲気はいいですが、決定的な違いが、上部にあるストラップ。このストラップは救急品を太ももに取り付ける際に弾帯に取り付けるベルトで、取り外しが可能なのですが、これは全く形状が異なっていいて取り外しができません。
要改造箇所です。


個人携行救急品

太ももに巻きつけるためのバンドは形状はほとんど実物と一緒。


個人携行救急品

内部も雰囲気は出てます。
全体的にはベルト類の色合いが異なるのが残念ですが、それ以外はまずまずの出来です。これからできる範囲で改造をしていこうかと思います。




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Posted by santa  at 20:38 │Comments(0)装備

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