2016年02月07日
スナイパーライフル塗装 考察編
スナイパーライフル(狙撃銃)の塗装を何回かに分けて書いていきます。まずは考察編。
大体の銃は初期状態では黒で塗装・表面処理されていますが、偽装効果を出すために黒以外の塗料を使って兵士個人が銃を塗装することがあります。特に高度な偽装が求められる狙撃手(スナイパー)の使用する狙撃銃(スナイパーライフル)では多く見られます。
自衛隊でも対人狙撃銃M24SWSの導入に伴って本格的な狙撃手(というポジション)が誕生したということもあって狙撃銃に塗装を施す部隊もあります。
はっきりとはしないのですが、おそらく最初に塗装が確認されたのは特殊作戦群のこの有名な写真ではないでしょうか?
第1空挺団や中央即応連隊(中即連)や西部方面普通科連隊(西普連)など特殊な部隊で徐々に施されるようになってきて、現在では通常のナンバー連隊でも塗装している部隊も存在します。
森林系での使用を想定して自衛隊の塗装パターンを何個か見ていきたいと思います。
黄土色をベースに緑2色、茶色に黒を使用しているように見えます。パターンは比較的細い線で縦方向に細かく塗装しています。
こちらは画像の関係もありますが、何色使っているかわからないぐらいのグラデーションです。
こちらもグラデーションがかかっていますが、比較的塗装の境目はわかりやすいですね。
塗装は現地の植生にあわせて配色・塗装するのが一番いいのですが、季節で植生は大きく変わってくるので汎用パターンで塗装します。
次は塗料編。