2019年08月19日
護衛艦かが 一般公開2
飛行甲板に上がってきました。右側の黒く影になってる部分がエレベーターです。
米海軍の揚陸艦、「ボノムリシャール」も見学したころがありますが、それと同じぐらいの広さの飛行甲板です。
こちらが後方にあるサイドエレベーター。サイドエレベーターはエレベーターより若干はみ出す大きさの機体も載せられるのでこの大きさならおそらくオスプレイも載せられえると思います。
甲板にはSH-60Kが駐機されています。
SH-60Kはキャビンの拡大と、ローターブレードの形状変更など日本独自の改良を加えた機体です。
特徴的なローター先端の形状によって揚力が1t近く向上しています。
ヘリの後輪には黄色いハンドラーと呼ばれる移動装置が取り付けられていました。
これで後輪を挟んで飛行甲板や格納庫を移動させることができます。
艦上救難作業車です。水や消火剤を搭載して航空機火災などの消火に当たる車両です。
艦首にあるのが高性能20mm機関砲CIWS。白いドラム缶のような部分にレーダーが入っていて全自動で接近する航空機やミサイルに対して砲撃できる機関砲です。
右側にあるカメラを使って遠隔操縦で水上に対しても射撃ができます。
見えにくいですが、艦橋前方にあるのがSeaRAMと呼ばれるもので、機関砲ではなく対空ミサイルを発射するタイプ。
このSeaRAMが「かが」最大の武装で、防御兵器外は搭載していません。
そして、ブローニングM2。近距離防御用にマウントが艦の数カ所設置されています。
これまでいくつもの艦艇を見学してきましたが、何気に銃架(マウント)にM2が設置されているのを見たのは初めてかもしれません。