2019年06月18日
輸送艇2号公開2
輸送艇2号の内部を見ていきます。
艦橋はこんな感じ。護衛艦の艦橋は見慣れていますが、それと比べるとかなり小さいです。
就役してから27年もたつ古い船なので設備が素人目でも古さを感じます。
艦橋より前方が貨物搭載スペースとなっています。戦車など重量物の輸送には対応していないためトラックや人員の輸送が主な任務です。
バウランプ。
消火服。
消火の様子
赤いノズルの先端から半円状に水が噴射されて前方の消火する人を冷却するようになっています。
潜水装備。
この輸送艇にはスクーバ課程を修了した隊員が乗船しています。この船での任務は落水者・物の救出や船体(水面下)の様子の確認程度ですが、さらにその先の専門教育、水中処分課程を修了すると機雷処分などをおこなうEODの隊員になれます。
人手不足なので海上自衛隊に入隊してスクーバ取りたいと言えばすぐに取れるそうです。
上陸支援の様子。ボート4~5隻載せるのがちょうどいい大きさです、
こちらは搭載艇。船の外観補修や人員の輸送などに使います。
海自にとっては貴重な輸送戦力で、しかも小回りの利く小型輸送艇ということで輸送任務が多く、かなり忙しいそうです。そんな輸送艇を見学できてとても貴重な体験でした。