2016年12月27日
廃墟サバゲー @旧三州園 総合評価

フィールド
雰囲気は抜群。廃墟でサバゲーができる場所はほとんどないと思うので貴重です。ガレキがあったり、ガラスが割れていたりして荒れていますが、荒れ具合具合が程よいです。安全面もあって順次片付けていくようですが、雰囲気を損なわない程度にしてほしいです。
また、建物自体もホールのある建物(本館?)とメイン宿泊所(別館?)とが違ったつくりになっていて面白いです。
以前の記事でも書いていますが、現状のセーフティーエリアをフィールドとして使えるようにしたら裏取りなど戦略の幅が広がると思います。現セーフティーの横に喫茶コーナー跡と思われるスペースがあるのでそこをセーフティーにしたらいいと思います。

運営に関しては、オーナーがサバゲー経験がなさそうな感じで、あまり詳しくはなさそうです。
ゲーム開始前のフィールド案内では、フロアを案内しながら要所要所説明していくのですが、まだ後ろがついてきていないうちに説明しだして、説明が終わるとすぐに次の場所に移動してしまうので全員にしっかり伝わっていなかったと思います。この場所でのゲーム開催は2回目で、廃墟という特殊なフィールドなのでもう少し丁寧な説明をすべきだと思います。
また、時間の関係でフィールド案内に参加できていない人もいたのでゲーム開始前にもう一度立ち入り禁止や射撃禁止場所などの説明があってもいいと思います。
朝一のチーム分けもぐだぐだしていて参加者からのアドバイスでようやくチーム分けできていました。
識別マーカーは100均でよく売っている細いスティックサイリュームを安全ピンで両腕に止めるものが用意されていましたが、夜戦でないので明るい場所ではスティックが小さくで色の識別がしにくいですし、角度によっては見えないので通常のバンド型の識別マーカーで十分だと思います。
メディック戦もありましたが、インドアフィールドで1名のメディックでははっきり言って無理です。ゲームが成立しません。微妙な位置で死んでしまうとそのまま終了まで復活させられずに終了します。それよりもせっかくの立体的なフィールドなので突入戦(籠城戦)とか変わったゲームをすると面白いと思います。ただし、そういったゲームは参加者の無線などの装備や経験に大きく左右されるのでゲームバランスをどう調整するかはオーナーの腕が試されます。

と、いろいろ書きましたが、大体同じようなことが戦闘ごっこ社の掲示板に貰った意見として書かれています。大体みんな考えることは同じみたいです。もらった意見を掲載して改善していくと書いてある時点でかなり好印象を受けます。後述しますが、特殊事情ゆえに実現できない点もあるかもしれませんが、ぜひ改善してもらいたいところ。

この旧三州園フィールドはフィールド化にあたって役所から安全面で建物内の片付けと可燃物の撤去の指導があったようです。現状もかなり片付けたようですが、今後も片付け作業は順次行っていくそうです。
現状では月1回の開催ですが、それでも多いといわれているみたいなので定例を増やしたり、貸切を行う場合は役所や地主とのさらなる調整が必要とのことで、その辺は先の話になるみたいです。
さらに、地主はここを取り壊して別の建物を建てたい意向があって、とりあえず9月までの使用の約束とのこと。取り壊しの話がなくなれば(延期すれば)さらに使える可能性はありますが、現状は9月までとのことなので設備投資もなかなかしづらいみたいです。
また、フィールド設備(テーブルやイス、電球など)を下手に残していくと不法侵入者による盗難や破壊の可能性もあるので安定運営にはハードルが高そうです。
ただ、かなりの雰囲気を持ったフィールドなので今後の発展に期待したいと思います。
Posted by santa
at 22:59
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