2017年11月19日
明野航空祭2017 地上展示
AH-64D。通称アパッチと呼ばれる戦闘ヘリでAH-1Sの後継として2002年から導入が始められましたが、ものすごく高価なことや、アメリカで生産が終了したことなどのため62機導入する計画を断念。メーカと裁判沙汰になって最終的に13機が導入されたのみとなっています。実戦部隊では佐賀県にある第3対戦車ヘリコプター隊の第2飛行隊に配備されているだけです。
AH-1S。コブラ。対戦車ヘリと言えばこのスリムな胴体です。アパッチのごつごつした胴体よりもスリムなAH-1Sの方が好きです。
国産開発した観測ヘリOH-1の初号機(試験機)です。各種機材の試験機として開発実験団にて運用されています。
高い防弾性能や優れた飛行性能・電子機器を備えていますが、その分高価で最終的に38機のが導入されたのみとなっています。
戦闘ヘリ(対戦車ヘリ)とコンビを組んで飛行するため戦闘ヘリ同様の細長い胴体をしていて、さらに低空飛行時に樹木などに接触してテールローターが破損しないようにローターが機体に埋め込まれた構造になっています。ローターブレードも不等配置にすることで静寂性を高めています。
TH-480B。エンストロム。アメリカのエンストロム社の多目的ヘリを練習ヘリとして導入したもので、メーカー標準塗装に機体番号や「陸上自衛隊」などと書き込んだだけなので自衛隊機らしからぬ見た目となっています。
コックピットもパイロット側にしか計器がありません。
陸自のパイロット課程はまず初めにエンストロムで基本訓練を終えた後にAH-64DやUH-1などの作戦機に移行する課程になっています。参考
三重県警航空隊の「いせ」です。イタリアのアグスタ社の多目的ヘリ「A109E パワー」を導入したものです。A109シリーズは各国の警察・消防・軍や民間でも採用されている機体で、日本でも北は北海道警から南は沖縄県警まで21の道県警と警視庁に採用されています。
ヘリテレの機材。機材を載せるとかなり狭いです。
ヘリテレ用の伝送アンテナ。おそらく飛行時はアンテナが下を向くと思います。
カメラ部分。
海上保安庁第4管区、中部空港海上保安航空基地所属の「かみたか1号」。イタリアのアグスタウェストランド AW139。平成25年度に配備された最新機です。
巡視船に着艦することもあるのでコックピット下方(足元)がアクリルの透明になっていて地上(甲板)殿距離がわかりやすくなっています。
超強力サーチライト。
中型機なので余裕の機内容積。
Posted by santa
at 22:56
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