2016年08月06日
見せ剣

見せ剣とは・・・(陸上)自衛隊の用語で、「見た目をよくする」、もっと言うと「見た目“だけ”をよくする」という意味でつかわれる言葉で、語源ははっきりしませんが、(64式や89式の)銃剣が刃付されておらず切れない=見た目だけというところから来たと理解しています。
ただし、最近では刃付している部隊もあるようです。(銃剣類を刃付していないのは安全上と平時に一般用途で使用されて切れなくなる→研ぐを繰り返すと消耗してしまうという理由などがあり、海外でも通常は刃付されていません)

ということで89式小銃の銃剣(89式銃剣)のレプリカを入手したのでレビューしたいと思います。入手したのはWINDLASS製のもので、すてがん工房製の(劣化)コピーになります。
鞘の栓抜き部分とをつなぐクリップはちょっと小さ目ですが、雰囲気はでてます。柄を固定する帯もなかなか雰囲気は出てると思います。

ただし、柄は中央部分が大きく膨らんでいて角が立っていて形状がちょっと異なります。

鞘の上部、着剣時の固定部分の再現もなかなかだと思います。”コアラ”の目はないですが。

マルイ89式に着剣してみました!!やっぱり89式は着剣した姿がよく似合います。
こまかい部分の再現や塗装など気になる部分は多いですが、雰囲気は出てます。自衛隊装備には欠かせない銃剣なので「見せ剣」として装備しておくには十分価値があると思います。
直突すると見せかけて、
下突を突いたりする
その語源は初めて知りました。騙す、裏をかく、といった意味合いになるかと思いますが、点検などで中はともかく見た目をよくするという意味合いでよく使っていました。
意味合いが変わってきたのでしょうか?
転じて見た目を取り繕う意味になったのでしょう
参考になりました。ありがとうございます。