2016年12月01日
空自の野戦迷彩服(旧)を買ってみた。
すっかり新型のピクセル迷彩の作業服に移行されたものだと思っていましたが、最近メディアへの露出があったのでまだ使っている(継続調達している?)のかと思い、旧迷彩作業服のレプリカを購入しました。旧迷彩と表記していますが、継続調達なら旧ではないですね。(便宜上、ここでは野戦迷彩服といいます)
航空自衛隊では地対空ミサイルのペトリオットを運用する部隊や基地警備部隊にのみ迷彩作業服(野戦迷彩服)を支給し、それ以外の隊員(整備要員など)に対しては青緑色の作業服(迷彩ではない)を支給していましたが、2008年からコンクリートなどに溶け込めるようにグレーを基調としたピクセル迷彩の作業服に統一を図りました。
なのでペトリオット部隊や警備部隊、整備部隊の隊員すべてがピクセル迷彩の作業服を着用しています。(一部例外として救難隊の救難員(PJ)は陸自と同じ迷彩服を着用する場合がある。)
が!、最近のメディアへの露出で空爆(CAS)を地上で誘導する統合終末攻撃統制官(JTAC、FAC)が野戦迷彩服を着用している姿が見られます。
参考
上のリンクの2月13日、17日に実施した訓練の写真を見ると野戦迷彩服を着用し、88式鉄帽のカバーも同様の迷彩。マルチカムのCPCなんかも着用しています。装備など謎の多い部隊ではありますが、つい先日YouTubeの某チャンネルでは艦上で陸自のJTACと一緒に訓練する様子も見られました。
今後3自衛隊の統合運用とか、水陸両用作戦とかいろいろと情勢・体系が変わってきているのでアツい部隊になるかもしれませんね!
野戦迷彩で共同訓練に出ていたとは…やはりデジタル迷彩は野戦には不向きってことなんでしょうね。「基地内ではまるで迷彩効果がない」と馬鹿にされていた野戦迷彩ですが、野外はもちろん、威嚇効果や識別を考えると十分に価値があったと思います。
私もノーアイロンのを持ってますが、テカテカ生地は色褪せが微妙で使い込んだ雰囲気を思うように出せませんf^^;
これからも楽しみにしていますm(_ _)m 失礼致しました。
コメントありがとうございます。
さすがにグレーでは野戦では目立ちますし、かといって陸自と同じ迷彩にすると現場レベルでの運用上支障がでてくるかもしれないのでとりあえず野戦迷彩服を使っている・・・といった感じでしょうか?
素材はタグがついていないのではっきりしませんが、ノーアイロンのようなナイロン系の素材ではないと思います。使い込んだ感じを出すのは実際に使うのが一番ですが、どうなっていくかはお楽しみといったところですね。