2017年05月10日
キャンプ富士フレンドシップ2017 銃器編
キャンプ富士フレンドシップフェスティバル2017に行ってきましたので何回かに分けてレポートします。

銃器展示場にやってきました。最近では自称市民団体が騒いだせいで触ることはできなくなりましたが、それでも展示されている種類が多かったのがよかった。

銃器展示場にやってきました。最近では自称市民団体が騒いだせいで触ることはできなくなりましたが、それでも展示されている種類が多かったのがよかった。

兵士がM27のスピードリロードの展示を行っています。
この兵士を見ると、PC(プレートキャリア)を装着してカマーバンドをつけていますが、カマーバンド用のソフトアーマーは取り外しています。PCの胸元にはM9用のマガジンが2本と、お腹にはM27用のマガジンを6本、腰にも4本携帯しています。M27は標準で22本マガジンを携行するそうなのでこれでもまだ少ないほうみたいです。

リボルバー式のグレネードランチャー、南アフリカのダネルMGL140をM32 MGL(Multi-shot Grenade Launcher)として採用したものです。
展示されているのはバレルを12インチから8インチに切り詰めて各部を強化した改良型のM32A1です。照準用のダットサイトM2A1も取り付けられています。

小銃型分隊支援火器のM27。一部のMINIMI機関銃を更新するために採用されたものですが、ゆくゆくはすべてを更新しようとする計画もあるそうです…。こうやって見ているとM27(のエアガン)がほしくなってきます。コスプレで再現するには本体はともかくスコープやバイポッドなどの再現が難しそうです。

ロケットランチャーのSMAW。こちらにもPEQ-15が取り付けられています。

M27で更新されてしまうかもしれないMINIMI機関銃。バレルには管理用(?)のタグが巻き付けられています。アクセントになってコスプレでの再現も簡単ですね。

7.62mm機関銃のM240。でかいです。それに乗っているスコープもでかい。7.62mmの衝撃でも照準が狂わない強固なつくりとなるとこれぐらい必要ということですかね。

定番のM4も展示されています。TA31にPEQ-16のほか、サプレッサーとバイポッドグリップも取り付けられています。TA31とPEQ-16は針金で脱落防止されています。タイラップやパラコードで脱落防止しているのはよく見ますが、針金は珍しいと思います。

そして今回の目玉のM40A6です。
M40といえば最近マルイがエアコッキングでM40A5を販売し始めましたが、そのM40の最新モデルがこのA6になります。
車両や航空機内での取り回しを考慮して折り畳み式のストックにし、各種サイトやアクセサリーを取り付けられるようにレールの延長などの改良を行ったモデルで、レミントンと2014年11月に契約を結び、最終的にM40A7として2017年から配備が始まった最新のものです。

初めて見るものだったので念のため隊員にM40ですか?と聞いたらM40A6と言われました。A7との違いはよく分かりません。
ボルト・バレル周りはA5と共通のシステムなのでマルイのA5が組み込めるコンバーションキットが販売されたら買ってもいいかな?これだけのメカと構造なので高くなりそうですが。

折り畳み式のストックは、頬あて(チークパット)の上下の調整はもちろん、ストックの長さと肩当(バックプレート)の上下の調整もできるのでより細かく車種の体型やポジションに合わせて調整することができます。
スコープはA5と共通のSchmidt&Bender 3-12×50mm Police Marksman II LP です。コスプレとしては似たような形のレプリカが出ていないのでスコープの再現が悩みどころですね。

スコープ上部に書いてある文字は、
3-12×50
1240-01-533-1854
348789
USMC
M8541
です。何かの参考になれば幸いです。
このほかブローニングM2やMk19、Mk12なんかも展示されていましたが、とりあえず割愛。実物のM27を見るとコスプレとして欲しくなります。
次回は個人装備その他編です。