2018年04月07日
戦闘鉄帽覆(暗視眼鏡用)
自衛隊装備での基本、ヘルメットですが、基本的に覆い(鉄帽覆)をつけて使用しています。
近年では個人用暗視装置V-8を装着するための覆いをつけている様子も多数見られます。
名称については調達情報を見る限り、「戦闘鉄帽覆(暗視眼鏡用)」のようです。(「覆い」ではなく「覆」)
ちなみに暗視眼鏡=ナイトビジョン、鉄帽=(戦闘用の)ヘルメットです。
普通の覆いと暗視眼鏡用との違いは後部にバラスト入れがあることと、マウントベース取り付けのネジ穴が開いていることです。外観で一番違うバラスト入れは確かどこかのメーカーが似たようなものを販売していた記憶がありますが、こだわりを持ってしっかり再現(自作)してみました。
バラスト入れはこんな感じで3つに区切られています。そして、マジックテープは上下2段に分かれていて、間にゴムバンドを通すことができます。
覆に縫い付けてみました。
鉄帽に取り付けてみました。こんなように間にゴムバンドを通せます。
前側にマウントベース用のネジ穴をあけて完成。暗視眼鏡用の覆になるだけでかなり見た目の印象が違ってきます。
米軍ほどリッチではありませんが、自衛隊もかなりの数の個人用暗視眼鏡が配備されているので近年の訓練の様子ではかなり見かけるようになりました。
特に、小銃小隊や情報小隊にはほぼ100%充足されていると思うのでコスプレ時には必須となってきています。
顎紐も暗視眼鏡用がありますが私物の使用も多数見られますので顎ひもは私物想定で全然違うものを取り付けようと思います。