2018年12月28日
エアフェスタ浜松 地対空誘導弾編
11月25日に行われたエアフェスタ浜松(航空祭)に行ってきましたので何回か分けてレポートします。
まずは地対空誘導弾編。
北朝鮮のミサイル関連のニュースでも有名な地対空誘導弾ペトリオットです。ニュースではよく手前の発射機のみの映像が映りますが、システムとしては、発射機、レーダー装置、射撃管制装置、アンテナマスト・グループ、電源車で構成されるシステムです。
これがレーダー装置。発射機やレーダー装置などはある程度離して設置することができるのでレーダー装置は見晴らしの良い場所、射撃管制装置は防御の高い地点などに設置して運用できます。
こちらは電源車。後部に2基のガスタービン発電機を搭載しています。発電機とともにレーダーなどに電源を共有するケーブルも収納されています。
こちらは戦闘機に搭載されている20mmバルカン砲の対空バージョンのVADS-1改。基地防空の最終ラインを担うものです。
こちらは基地防空用地対空誘導弾。陸自でも同様のシステムを導入していますが、運用構想の違いによって搭載車両が異なっています。
こちらがレーダーとセットになった射撃統制装置。