2018年12月30日
エアフェスタ浜松 展示編
展示車両ではありませんが、片隅にパジェロとメガクルーザーが駐車していました。
パジェロ(1/2tトラック)は陸自と同様のものですが、メガクルーザーは陸自が使っている高機動車の民間版(現在は生産中止)のメガクルーザーです。空輸など運用構想の違いから空自では民間版のメガクルーザーを配備しています。
逆光で見えにくいですが、救難ヘリのUH-60Jです。槍付きと言われる空中受油装置付きの近代化型です。機体番号は88-4606、1桁目が受領年の下1桁なので2018年受領のピカピカの機体です。
C-2輸送機です。地上展示を見るのは初めてなので興味津々です。
機体側面後部の空挺降下用のドアは前方に可動式の風よけがあり、降下しやすいつくりになっています。
貨物室前方です。長距離ミッションに備えて仮眠ベッドとトイレ、冷蔵庫などが備え付けられています。右側の座席はロードマスター席。
また、電光掲示板もあり、うるさい機内でも意思を伝えることができます。『降下5分前』とか表示されるのですかね?
おなじみF-15です。
格納庫内の展示。燃料タンクに幼稚園児が絵を描いたものが展示されていました。
こちらはゼネラルエレクトロニックCF6-80C2エンジン。民間機ではB-747、B-767などに搭載されるエンジンで、航空自衛隊ではE-767、KC-767、C-2に使用されています。
エンジンに使用されているブレード単体です。1枚のお値段が197万1839円。軽自動車並みの値段のブレードですが、鳥が衝突すると破損することもあります。中央の黄色いテプラが貼ってある部分が鳥が衝突して破損した箇所。教材として保管しているそうです。
エンジン正面。197万円のブレードが38枚付いています。ブレードだけで7500万円します。
こちらはF-15に搭載されているF100-IHI-220Eエンジンのカットモデル。浜松基地は術科学校といって整備要員の教育を行う機関があるためこのようなものがあります。
こちらはレスキュー要員の装備。ほぼ民生品が使われています。