コスプレゲーマーのメモ帳

乗艦後順路に従って後部のヘリ格納庫へと向かいます。
「くらま」は内閣総理大臣や防衛大臣などなどが乗艦する特別な艦なので各所に赤じゅうたんや紅白幕が設置してあります。

総理大臣は沖合でヘリで着艦して乗艦しますが、防衛大臣などはこの横須賀から乗艦するため栄誉礼が行われます。
栄誉礼のために儀仗隊や音楽隊が準備をしています。
紐でつま先のラインを合わせています。


準備の様子を見ていると８：００になりました。海上自衛隊の護衛艦などは８時に自衛艦旗を掲揚することになっています。
儀仗隊は捧げ銃（ささげつつ）で、ほかの隊員は挙手の敬礼を行います。


しばらくすると、”想定”海上幕僚長が乗艦してきました。
今回は予行ですが、本番に準じた時程・行事を行いますが、ＶＩＰに関しては本人ではなく代理がその役を務めます。


海上幕僚長に続き、国会議員（今回は予行ですが、自民党の尾身朝子参議院議員が乗艦。本番はもっと多数乗艦すると思います。）、統合幕僚長・陸・空幕僚長、防衛副大臣、防衛大臣、内閣副総理大臣の順で乗艦します。
写真は想定防衛大臣。


防衛大臣と副総理大臣に対しては栄誉礼が実施されます。最高位に当たる「栄誉礼冠譜」が４回と「祖国」が東京音楽隊によって演奏されます。栄誉礼の後は儀仗隊の巡閲を行います。
栄誉礼とは防衛大臣などが部隊を公式に訪問した際に敬意を表するために行われる式です。


副総理の巡閲終了後ＶＩＰ一行は艦内に案内されます。おそらく艦内では各種説明や会食が行われるものと思います。
ちなみに、防衛大臣は中谷元、副総理は麻生太郎です。


儀仗隊や音楽隊も撤収。


ヘリ格納庫の奥には大型テレビでヘリ甲板の様子が映し出されていました。観艦式当日（本番）にはライブ配信が実施されるようで、配信業者が艦橋などに機材を設置して撮影していました。式自体は下手に受閲艦に乗りよりライブ配信を見た方が様子がわかりやすいでしょうね。