2015年10月27日
観艦式予行 「くらま」帰港

訓練展示終了後は各艦は港を目指しますが、「くらま」は総理大臣の訓示や総理大臣や防衛大臣がヘリで離艦する関係で隊形を離れ、他の艦艇とは別行動をします。

ヘリ甲板での訓示が終わり、ヘリが着艦し総理を乗せて飛び立っていきます。また、防衛大臣も港まで乗艦せずに別のヘリで飛び立っていきました。(今回は予行なのでいずれも想定)

防衛大臣のヘリが飛び立っていった後、「くらま」も横須賀港を目指します。その途中、観音崎灯台近くにある観音崎警備所にある礼砲台から「くらま」に対して祝砲が発射されます。(白い煙が上がっている付近)
この海上自衛隊観音崎警備所には東京湾に入港する外国軍艦などに対して礼砲をここなうために3インチ砲が設置されています。

観音崎沖を通過し、「くらま」は浦賀水道航路に入りました。残念ですが、航海もまもなく終了です。
艦内見学を使用か迷ったのですが、入港まで艦橋付近にいることにしました。その間に「くらま」の艦長さんともお話をさせていただきました。

横須賀港沖で浦賀水道を横切り、横須賀港へ入港します。艦橋ではあわただしく入港準備が進められています。

海上自衛隊の曳船、タグボートで押したり引いたりしながら艦の向きを180度回転させ、艦首を東京湾側に向けて入港します。

スチュアートの艦首部分では乗員が何やら手入れをしています・・・

スロープがかけられました。航海終了です。
ちなみに、12日の予行の際に別の艦で急病人が発生してヘリで搬送するという事態があったらしいのですが、その関係で大幅に入港が遅れた艦もあったとか。「くらま」はほぼ予定通りの入港でしたので入港順序や場所の関係で影響のなかった艦もあったのでしょうか。

名残惜しいですが、「くらま」を降り、岸壁近くの出店でお土産を買って、正門まで向かいます。その途中、運動場に警備の隊員が。
朝もいましたが、海上自衛隊の基地などを守る陸警隊の隊員です。海自の青のピクセル迷彩と黒のベスト、そして最近マニアの間で陸警隊にも配備されたと話題になった89式小銃、さらには防護マスクを携帯して警備しています。
大変名残惜しいですが、次の日は仕事なので早々に横須賀基地を後にし、新幹線などを使い帰宅。次の日はしんどかったですが、全く後悔はしていません。3年に1度のビックイベント、大変有意義で面白かったです。また次回も参加できたらいいな。
おしまい